2024 ネパールビザの申請と取得方法(体験版)

【ご注意】この情報は2024年6月1日現在のものです。取得時は最新情報を必ずご確認下さい。また、ここに記載された内容は一例です。記述には説明不足や誤りなどがあるかもしれません。不明、疑問な点は駐日ネパール大使館へお問合せ下さい。

ネパールの入国手続きは毎年何かが変わっています。
今回も従来のビザステッカー(手書きビザ)が廃止され、それに替わる電子渡航認(Electronic Travel Authrization: eTA)が発給されるようになりました。しかし、ビザ申請手続きや、パスポート本体の提出を含むその他関係書類の提出要件に変更はないようです。
駐日ネパール大使館ではビザに関する最新情報(2024年6月1日現在)として下記の3点を掲示しています。
電子渡航認の詳細はこちらをご覧下さい
【FAQ】ビザ申請のよくある質問
【重要】オンラインビザフォーム入力時の注意事項

今回ここでご紹介するのは私がトレッキングのために取得した観光ビザについてです。
滞在期間は22日間、目的はランタンに咲く高山植物の撮影です。
取得方法は駐日ネパール大使館で取得する方法と到着時に空港で取得する二つの方法がありますが、今回はネパール大使館で取得しました。
その理由は現地で取得するよりも待ち時間やトラブルが少ないと考えたからです。
以下はその手順です。
詳細はネパール大使館の「ビザについて」をご覧下さい                       

1. オンラインフォームの入力

観光ビザの申請には、事前のオンラインフォームの入力が必須です。
オンラインフォームの入力後はサブミッションIDが記載された提出受付証(観光ビザ申請書)を必ずプリントアウトしなければなりません。
この提出受付証(観光ビザ申請書)をパスポートに添付して申請する必要があるからです。
最初に指定されたオンラインフォームを開きます。

※左が入力前、右が入力後の画面です。(パスポート番号は個人情報のため実際とは違います)
パスポート番号以外はプルダウンメニュー(▼をクリック)から選択します。
文字が自動翻訳されている場合、時々誤訳を見かけます。
例えば、国籍の選択でJapaneseが「日本人」ではなく「日本語」などと表示されているので要注意です。
必要事項を入力後、青いボタン「進む」をクリックします。

次に個人情報を入力します。

名前の部分はアルファベットでフルネームを入力します。
職業の部分は無職なのでRetiredとしました。
日本の住所は県名まででOKのようです。
ユーザー写真とパスポートのコピーはJPEGで縮小(400kB前後)したものを貼り付けました。
写真のファイルサイズが大きいと受け付けてもらえないので要注意です。
以上、入力が済んだら青いボタン「進む」をクリックします。

次はビザの種類を選択します。

ビザオプションでは今回の日程が22日間ですから、プルダウンメニューから日数が収まる「30日間」を選択しました。
目的はトレッキングですから「Tourism」です。
ネパールの住所は滞在するホテル名「Hotel Sunset View」にしました。
なぜならネパールには日本のような厳密な住所(地番)がないのでホテルの名前を記入しておくのが一般的です。
最後にホテルの電話番号が分かれば記入しておきます。
以上、入力が済んだら青いボタン「進む」をクリックします。

すると下のような確認画面が現れます。
私の名前が一文字違っていますが、自動翻訳なので気にする必要はありません。
確認後、青いボタン「送信」をクリックします。

受付が終了すると以下のような画面が表示されます。
最後の画面はユーザーマニュアルから転用しました。
そのため入力時の画面と少し違うかもしれません。
ユーザーマニュアルから転用したものなので、内容は全て英語です。
ここで重要なのは青いプリントボタンを押してサブミッションIDが記載された提出受付証をプリントしておくことです。
また、念のため黒いダウンロードボタンでファイルを保存しておくことをおすすめします。
以上が終了したら、最後に緑色の終了ボタン「DONE」を押して全て完了です。



プリントボタンを押すと次のようなサブミッションIDが記載された提出受付証(観光ビザ申請書)が印刷されます。
今回の提出受付証(観光ビザ申請書)は駐日ネパール大使館のオンラインフォームを使用したので日本語訳されています。

2.郵送での申請方法

現金書留の機能をつけた封筒(現金書留専用封筒の利用に限らない)に、下記の申請必要書類及び申請料を同封してネパール大使館宛に郵送します。
同封する内容は下記のとおりです。
※現金書留は郵便局の窓口で封筒に「現金書留」のスタンプを押してもらい送料を支払います。

  • パスポート(残存期間が日本出国時に 6 ヶ月以上あるもの、コピー不可)
  • プリントアウトしたオンラインフォームの提出受付証(観光ビザ申請書)
  • 申請料:15日 = 4,000 円、 30日=6,000 円、 90日=15,000 円
  • 住所記載済みの返信用レターパック

※【注意】同封する返送用レターパックの追跡番号は必ず控えて、返送状況を確認できるようにします。
  ネパール大使館の住所は下記のとおりです。

ネパール大使館

〒153-0064 東京都目黒区下目黒6-20-28 福川ハウスB
Tel: 03-3713-6241,6242


実際、私が郵送したものを写真でご覧下さい
左から郵送に使用したA4サイズ対応の封筒、
その中に同封したオンラインフォームの提出受付証(観光ビザ申請書)、
パスポートと現金6000円(30日間)、
そして二つ折りにした返信用レターパックです。

3.電子渡航認(Electronic Travel Authrization: eTA)の発給と返信

一週間後に電子渡航認(Electronic Travel Authrization: eTA)が返信用のレターパックでパスポートと一緒に送られてきました。
以上でビザの取得が完了しました。

わかりにくかった部分はネパール大使館のホームページ「ビザについて」からご確認下さい。

4.ネパール到着時に空港で取得するための事前申請

ビザの取得方法としては現地で取得するという方法もありますが、
私の行った申請方法ではありませんので、具体的な手続きや入力方法はここでは省略します。
大使館への申請と何が違うのかというと、指定されたフォームの入力先が違うのです。
具体的にはネパール出入国管理局のウェブサイトやアプリから指定されたフォームに入力しなければなりません。
その際、画面左の一番上にある”Visa On-arrival”を選択します。
ネパール出入国管理局のウェブサイト
現地で取得したいという方はこの方法を試してみて下さい。
なお、申請時からの有効期間は最新情報をご確認下さい。

Follow me!

2024 ネパールビザの申請と取得方法(体験版)” に対して2件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。