トレッキングとコロナ対策

 コロナの規制が緩和、撤廃される中、ネパールの新型コロナウイルスはその後どうなっているのでしょう。特に国際線や国内線の飛行機に乗る場合、マスクなどの対策はどうなっているのか心配です。今年の夏(2023年7月)、私はエベレスト街道方面へ出かけたのですが、いつもより多めにマスクや手指消毒液を持って出かけました。ところが、ネパールはほぼコロナ以前の状況に戻っていました。ただ、レストランのテーブル上には殺菌剤が置かれ、飛行機内の客室乗務員はマスクを付けているなど以前と違った点もいくつか見られました。
それではネパールでのコロナ対策はどうしたらよいのでしょう。結論から申し上げると過度な心配や対策は必要ないと思います。ただ、マスクを付けるのは有意義です。それはコロナ対策と言うよりも土ぼこりや排ガスによる大気汚染対策、またはインフルエンザ対策となるからです。これは以前から推奨されていたことで、マスクはカトマンズ市内では必需品です。また、手指消毒は下痢防止策としてたいへん有効です。私の経験では食事前にアルコールを含むティッシュなどで手指消毒をするようになってから下痢をすることがなくなりました。つまり、依然と同じ対策で良いのではないでしょうか。

ネパールの国際線出発ロビーの様子。マスクを付けた人はあまり見かけません。 (撮影2023.8.1)

国内線で搭乗口に向かうバスの中です。マスクの着用者は見かけませんでした。 (撮影2023.7.9)

乗客はマスクを付けていませんが、客室乗務員はマスクを付けていました。 (撮影2023.7.9)

エベレスト街道の起点ルクラに到着したところです。マスクを付けた人は少数でした。(撮影2023.7.9)

Follow me!